こんにちは!
アクアマルシェ代表のさかいやすはです。
LGBT+の方向けの「更衣室」「シャワー」などをはじめ、情報をいただきましたので、皆さんとシェアしたいと思います。今回も対談形式でお伝えします。Tさん、ありがとうございました!
皆さんからも「こんな情報もあったよー」と言うものがありましたら、ぜひ教えてください。
自治体やプールのルールは様々ですので、「これが絶対正解!」ではなく色々な引き出しをもっておけたらと思います。
それでは対談スタート!
プールの観覧席から見学してみよう
Tさん:市民プールであれば、構造上や運営上の都合がなければ、プールを見るための観覧席が設けられているところが多いです。
行ってみたいプールがあればまず見学しに行ってみましょう。
受付で係員の方に見学したいと伝えると、大抵、パンフレットをいただけて見学のための観覧席を案内していただけます。
観覧席からプールを眺めて、どのようなつくりをしているか、泳ぐ力によりコース割りがどのようにされているか、見てみてください。
最近はプールなど体育館施設の運営を民間会社に委託している自治体が多く、スクールを開催する時間帯が多いところもあります。
すると、観覧席がママさんたちの待機所になっているような時間帯もあるので、その時間は泳ぎたくてもコースが少なくある可能性もあります。
やすは:三鷹市のプールもそうですね。ずっと泳ぎ続けたい方の往復コースと、泳いだり歩いたりできる自由コース、水中ウォーキング専用のウォーキングコースがありますが、委託会社さんの水泳教室がある時間帯は往復コースや自由コースの幅が狭くなります。そのほか多くの自治体も同じやり方ですよね。
見学したい!理由は聞かれる?
やすは:Tさんが考える「見学するときに、こうすると良いよ!」というアドバイスがありましたらぜひ皆さんとシェアしたいので教えてください。
Tさん:例えば受付で「こちらのプールには障がい者用の更衣室とかはありますか?」と聞いてみてください。
そして「確認したいのですが」と言ってみてください。理由は聞かれることも聞かれないこともありますが、もしも聞かれたら
「障がい者の友人をプールに連れてきたいので確認しておきたい」でも
「手術をしておなかに跡があり見られたくないので更衣室を確認したい」とかで構いません。
やすは:これでプールの見学は叶いますね。
Tさん:で!、更衣室を見せてくれる場合、自由にみていい場合は少な目です。(氏名等を名簿に書いて見学者の名札を下げさせて見れる場合はあります)
大抵、施設の方が案内に帯同します(時間に余裕がないと無理な場合があります)。
やすは:更衣室やシャワーをみておくポイントはどこだと思いますか?
Tさん:更衣室を見学させてもらえる場合は、着替えるための仕切られた部屋があるか(カーテン式か鍵のかかるドア式か)ですね。
シャワーは男女別に分けられた場所にあるか、個室か(個室でも体中ほどだけ扉とかカーテン式とかあります)はチェックしておくと良いと思います。
LGBT+の方に限らずですが、シャワーでシャンプー類を使えるか(意外にお断り率が高いです)更衣室内にドライヤーがあるか否か(ない場合もあります)も見ておくと良いと思います。
古い場所だとシャワーは個室ではなく、男女共同の通路にあるものだけなんて場合もあります。
更衣室や水着はどうしよう?
やすは:更衣室は10円玉か100円玉の返却式の場所が多いですが、カード式の入場券があるプールではこのカードがロッカーの鍵の役割をしていたりもしますね。
下駄箱ロッカーがある施設ではここでも10円玉か100円玉が必要なのでお財布に用意しておくと慌てませんね。
Tさん:あと水着は自由かを確認してください。
今は結構、ビキニなんかでもいいところもありますが、ふんどしやTバックを禁止している場所があります(禁止の場所の方が多い)。
やすは:私の周りのLGBT+の方は、ラッシュガードや伸びにくい生地の水着で体型などをカバーなさる方が多いですね。日焼け対策や防寒になって良い良いですよ。
水着のアンダー(下着的なもの)も、パッドなど今はいろいろ種類があるので、一緒にうまく使えるとより体をきれいに見せてくれますよ。
いかがでしたか?
水泳が好きでも泳ぎにくい、そんな方が一人でもいたら多すぎると思っています。
色々な方が集まって楽しめるプールが増えると良いですよね。
色々な方が楽しめるプールとは、正解は一つだけではないということ。
他にも「こんな情報あるよ」というものがございましたら、小さなことでもそれがほかの方に貴重な社会資源だったりします。
ぜひお声をお寄せください。サイト内でシェアしていけたらと思います。