月と水と水泳の関係

みなさん、あけましておめでとうございます。
三鷹でパーソナル水泳レッスンをしている酒井やすはです。

なぜ、「あけましておめでとうございます」かと言いますと、
本日は旧暦で言う「春節」、つまりお正月なのです。

そして新月でもあります。

ということで、ちょっと不思議な水のお話をしていきたいと思います。

月の引力とカラダ

月の引力で海の波が変わっていくように、私たちもからだの中に「海」をもっています。
体内のお水も、海とほぼ同じ約5%の塩のきいたお水です。

女性なら、月に一度月経があるので、単にカレンダーを見るだけでなく月の暦を見てリズムを把握する方もいらっしゃいますね。

もちろん、男性にも女性ほど気にしている方は少ないかもしれませんが、1か月の体内リズムがありますよね。

一般的に新月から満月に向かっていくと気持ちも満ちて活発になっていき、満月から新月に向かうときは「デトックス」「気持ちが落ち着いていく時期」と言われています。
女性の月経も、満月から新月にかけてくる方が多いと言われているのも、外に向かって吐き出す力が働いていくためと一説にはあります。
昔から言われている「お産」のタイミングも、なんとなくわかる気がします。

1か月のカラダのリズムによって、また四季の変化によって骨盤や頭蓋骨が微動していきますので、時には自然のリズムに合わせて泳ぐ内容に変化を持たせてみると、体に負荷が少なくまた風に負けない効率的なエクササイズができ、おすすめです。

四季に合わせたエクササイズはまた別の機会にお伝えしますね♪

月のリズムで泳いでみよう

ここではシンプルな、月のリズムをみて泳ぐことを考えてみましょう。

と言っても、細かく種目を変えるのではありません。

負荷を変えた1か月のサイクルにしてみましょう。

満月のときのスイミング

満月がパワー全開、エネルギーに満ちる時期であれば、満月に向かってスピード練習をしたり、負荷をかける練習でエネルギッシュに泳いでみましょう。
また、「今日は、がむしゃらな私になる!」「元気に泳ぐ!」「大きく体を使って泳ぐ!」と外に向かってはじけるようなイメージのテーマをもって泳ぐこともおすすめです。
体の動く幅が大きくダイナミックになり、腕の回転数やキックの強さを思いっきり強くしてみましょう。

泳ぐだけではなく、水中ウォーキングも「汗をかく水中ウォーキング」にするのがおすすめです。

陸上と同じように、素早く脚を動かしたり、大股で歩いたり、小幅でたくさん歩いたり…普段のウォーキングに変化を加えてみましょう。

「私ってこんなに大きく体をつかえるんだ」「腕ってこんなに伸びるんだ」などなど、あたらしい発見がありますよ。

ガンガンとエクササイズしたら、気持ちもアップテンポで自分自身を見失いがちですが、ウォーキングなどクーリングダウンも行ってくださいね。

新月のときのスイミング

新月はデトックスの時期なので、コリをほぐしたり、リラクゼーションスイムや水中指圧「ワッツ」などで自分をいたわったり、自分のカラダと向き合う時間を長くしてみましょう。

ゆっくり泳ぐからこそ、「左右差」「上下動の違い」「深く・浅く泳ぐときの感覚の差」などなどに気が付きます。

それは決して悪いことではありません。

気が付いたら「吉」です。

4種目の中で特におすすめなのはどれですか?と聞かれることがありますが、強いて言えば「背泳ぎ」をおすすめします。

と言いますのも、背泳ぎは「肩甲骨ほぐし泳ぎ」なのです!(私が勝手に呼んでいます。造語です。)

背中の肩甲骨を動かすのはもちろん、

首が水のまくらにちゃんんとプカプカういている位置が分かるよう、お友達やインストラクターに姿勢を見てもらうことも手ですよ。

「私、自分の首をいじめてた!」と言う方もいるくらい、首って普段の姿勢の癖が出ていて、不安が強い人や引っ込み思案の人は顎の位置がずれているので、すぐわかります。

いきなり性格を変えるのは難しくても、姿勢が良くなるとカラダ本来の流れがちゃんとめぐって栄養が指先の細胞隅々まで行きわたるようになるので、自然と気持ちが前向きになったり楽になったりします。

「自分の力ではりきんでしまう」かたは、ワッツを受けることもおすすめです。

「胎内にいるみたい」と言われるくらいの深いリラックス効果があり、ワッツを受けている途中、水の上で寝てしまう方もいらっしゃいます。

一か月の練習を効果的に考えられるようになる

いつもいつも月の暦を意識して生活することは、現代のせわしなさから言えばとても難しいことかもしれません。

無理に月のリズムを意識して練習しなさいとも言いません。

ただ、仕事人の前に、私たちは一人一人の心を持った人間です。
せっかく日本という国に生まれてきたのですから、四季の変化に合わせた行事があるように、
四季の変化とともに移り変わるカラダ(骨格)の仕組みやカラダのちょっとした変化を知ることで、
自分の不調にも気づけるようになりますし、エネルギーチャージしていくこともできます。

1か月の練習内容をどうしようかなーと思ったときに、ちょっと意識してみるくらいでOKです。
1か月のメリハリある練習が叶い、次の①か月も同じ練習にしたとき、自分の体の変化や泳ぎの質の変化に気づけるはずです。
(月が云々意識しすぎてしまうより、練習はしないより多少した方がずっと良いですしね)

こころもカラダも、もっともっと元気になりたい!キラキラなハッピーオーラをまとっているような…そんな楽しい気分でエクササイズをする方が楽しいですよね。

「忙しくてカラダのメンテナンスなんかできない」と言っていては、タイミングをいつも逃してしまっている気がしてちょっともったいない気もします。
日々が忙しいからこそ、1分お腹に手を当ててみて具合を知るくらいから始めればよいのです。

カラダとの会話を楽しむきっかけになれば幸いです。

そんな自分のカラダに感謝しましょう♪

おまけ ごはんのこと

エクササイズをしたとき、みぞおちや丹田など、体の重心に負荷がかかると、少ないエクササイズでもあまりお腹が空かないようになります。

特にダイエットを意識されている方は、満月から新月へのデトックスの時期に食事をヘルシーメニューにしたり量を加減される方もいらっしゃいますが、お腹が空かないようなら無理に詰め込まずお茶や甘酒などを飲んでから消化の良いものをいただくことをおすすめします。

胃や体幹を使って運動していると、内臓も疲れているので、知らずにたくさん食べて詰め込みすぎると時間がたった後に気持ちが悪くなってしまうことがあります。

私はシンクロをしたり水中運動をして体幹を使ったあと、甘酒や雑穀スープなどで胃袋をいたわりながら、体を温めるような軽いものにしています。

生徒さんのなかには、ご飯が重いからお蕎麦を食べる、という方もいます。
お蕎麦は徳川家康が愛したという心臓機能の強化のありがたい食べ物ですよね。
私も、冬はあたたかいそばがきをいただくこともあります。

<そばがきの作り方>
お椀に食べたい量のそば粉と熱湯を入れて、お箸でぐるぐるかき混ぜる!

インスタントラーメンよりも早くできちゃいます。

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具体的な、上手に負荷をかけた泳ぎ方や、リラクゼーションスイムのやり方、水中ウォーキング、ワッツを受けてみたい方は、アクアマルシェまでお問い合わせくださいませ。

今日もありがとうございます。